ウィル・スミス オスカー平手打ち事件について
どちらかといえば擁護派
様々な記事で、様々な事が書かれているので、どれの何が真実なのか判断するのは難しいので、現時点で浮上している話を前提とし、真実であると仮定した場合の見解となります。
どちらかといえば擁護派ですが、
暴力である以上、謝罪及び処罰は免れません。
また、もし、「妻は実は怒っていない」や「妻のためという口実というエゴ」であれば、地獄に落ちて下さい。
今回のケースでは、
自分の事ではなく、妻が戦い苦しんだ結果の姿をジョークにされて怒りが噴出した所が、個人的な擁護に値しました。
逆に、感情(心)も行動(体)もできない身内に不信と軽蔑を覚えます。もちろん笑っていた周囲に対しても。
日本人はこの辺りを慮っていると思います。
人間は痛い思いをしないと分からない生き物
金メダルかじり事件の某市K市長みたいに、言っても分からない人間には、処罰を覚悟で分からせてやる必要が本当はあると考えます。
もしあの時、金メダリストが咄嗟にビンタをお見舞いしていたなら…
市長への謝罪は免れないと思いますが、世論はやはり擁護してくれるでしょう。
人間は、
①痛い思いをしないように予見したり、痛い思いをした人から学習して回避する力がある。(数%)
②トライ&エラーで、失敗して痛い思いをしたとしてもそれを糧にして同じ過ちを繰り返さず、再発防止に努められる。(ほとんど)
③同じ過ちを何度も繰り返し、失敗した人をあざ笑うだけで学習できずに、周りに対しても迷惑をかけ続けられる、痛い思いをしても分からない連中(数%)
①②が人間である最低ラインだと思います。
クリス・ロックに関して
「コメディアンとして、怒らせたクリスの負け」by加藤浩次
私は、加藤浩次さんのこの発言に賛同します。
相手を怒らせたり傷つけたりする口撃はジョークではないと思います。
地雷を踏んでしまったところに非があると考えます。
「口は災いのもと」
ただし、殴られる道理にはならないので、殴った(叩いた)ウィルは罰しなければなりません。
クリスには、反省して質の高い皆が笑えるジョークを披露してほしいです。
日米の文化の違いと温度差
米国の賛同できる点、見習うべき点
「アンガーマネジメントが人気で定着している」
この点が、米国では怒りを制御できなかったウィルへの批判が大きかったと考えます。日本でもアンガーマネジメントが定着していれば、ウィル批判も増えていたと思います。
そして、日本でもアンガーマネジメントが定着することで、客の店員に対する一方的なカスハラが減って、少しより良い社会になるのではと思いました。
しかし、現状の日本では、
ネットを中心とした口撃による誹謗中傷の問題の方が大きく騒がれているので、クリスの方に批判が向いたと思います。
(逆に、力・権力・圧力などの暴君ら(某会長・議長・市長・監督ら)によるパワハラは、昨今叩かれたので鳴りを潜めている)
これが、日米の温度差になっていると考えます。